ツヤ髪は日常のお手入れを少し変えるだけで作り出せます。
そんな事を言うと、トリートメントをしっかりすればツヤが出る、とか、美容院のようにブローやセットでツヤを出すなどと思いますよね。
実は、ツヤ髪に最も大切なのはシャンプーなのです。
[br num="1"]
シャンプーでツヤ髪が決まる理由
髪の自然なツヤの元は頭皮の毛穴から分泌する「脂」。
この脂が1日かけて、髪の毛の根元から毛先まで浸透、美しいツヤを作ります。
[br num="1"]
けれども、一方で、皮脂は時間が経つと腐敗して臭いを発するばかりか、毛穴をつまらせてしまいます。
毛穴をふさいだ皮脂汚れは、新しい髪がまっすぐはえるのを邪魔し、うねりやねじれの原因となって髪からツヤをうばうのです、
[br num="1"]
髪が生えてくるのを邪魔する毛穴につまった脂を落とせるのは、シャンプーなのです。
しかし一方で、髪の脂、栄養分の流出は最小限にしなければなりません。
つまりシャンプーは脂汚れを落とす一方で、脂を洗い流しすぎないようにするという正反対の役割を持っているのです。
[br num="1"]
そこで大切なのがシャンプー剤の選び方とシャンプーのしかた。
シャンプー剤は頭皮重視なのか、髪重視なのか、目的に合わせて洗浄成分が変わるのです。
シャンプーは、自分の頭皮状態と髪質に合ったものを選びましょう。
[br num="1"]
自分の髪質にあったシャンプー選び
自分に合ったシャンプー剤洗浄成分を選ぶには、自分の頭皮の状態と髪質を知ってください。
[br num="1"]
判断方法は、シャンプーしてから1日経って、頭がかゆくなるかどうかです。
1.オイリータイプは高級アルコール系シャンプー
シャンプー後1日たってかゆくなる人はオイリータイプの頭皮。
洗浄力だけをいうと高級アルコール系のシャンプー剤がよいのですが、手触りを良くするシリコンオイルや泡立ちを良くする合成界面活性剤、防腐剤など、決して頭皮や肌にはよくないものが配合されています。
そのため、このタイプのシャンプーは、シャンプー剤が頭皮に残らないよう、よくよくすすぐの忘れないでください。
ちなみに、高級アルコール系シャンプーは成分表記に、
「硫酸」「ラウレス」「ラウリス」といったワードを含んでいます。
「硫酸」「ラウレス」「ラウリス」といったワードを含んでいます。
[br num="1"]
シャンプー後1日たってかゆくならない、脂っぽくならないという人は普通肌、乾燥肌、敏感肌のいずれか。
この頭皮タイプの人たちは頭皮や髪の悩み髪質に応じて、アミノ酸ベタイン系、石鹸系のシャンプーを使い分けていきましょう。
[br num="1"]
2.乾燥タイプはアミノ酸・ベタイン系シャンプー
頭皮が乾燥してカサカサする、髪が細くぱさつきがもつれが気になる、カラーやパーマによるダメージがある人はアミノ酸、ベタイン系がおすすめ。
シャンプー剤に含まれたアミノ酸・ベタインで洗髪やパーマで抜け落ちていく栄養分も補いながら、角質成分も摂りすぎることなく洗い上げます。
[br num="1"]
[br num="1"]
18種類のアミノ酸配合のharu kurokamiスカルプシャンプーもおすすめ。
頭皮や髪の乾燥がひどい場合にはベタイン系。
ベタインは砂糖大根(ビート)という植物由来のアミノ酸。
肌に優しく、と言われています。
成分表記では代表的なものとして、
コカミドプロビルベタイン、
ラウロイルプロビルスベタイン、
ココアンホ酢酸
と表示されているものがそうです。
コカミドプロビルベタイン、
ラウロイルプロビルスベタイン、
ココアンホ酢酸
と表示されているものがそうです。
ベタイン系は洗浄力がアミノ酸より弱いのですが、髪を修復しようとする力や保湿力が高いのです。
[br num="1"]
ベタイン系、アミノ酸シャンプーのおすすめ。
育毛剤で人気のチャップアップから、スカルプケアのシャンプーができました。
プレミアムオーガニックシャンプー
[br num="1"]
[br num="1"]
3.アトピー体質、ハリやコシがない敏感タイプとオイリータイプは石鹸系シャンプー
頭皮に赤いブツブツができる。アトピー体質、髪にハリやコシがないという人はせっけん系のシャンプーを。価格は500円〜2000円/500ml前後。無添加のものが多く、低刺激なので、敏感な頭皮にぴったり。
泡立ちをよくしたり髪の手触りをよくしたりする成分が入っていないので、多少髪がきしつきますが、そのきしつきが髪を根元から立ち上がらせ、ハリやコシをよみがえらせてくれます。
洗浄力が高く、さっぱりした洗い上がりなので、オイリータイプの頭皮の方にも適しています。
酸性石鹸系のおすすめシャンプー。
[br num="1"]
4.抜け毛や薄毛の老化気味タイプは育毛系シャンプー
抜け毛で薄くなったり、うねりがでてきた老化気味のボサ毛タイプは、頭皮の汚れをしっかりとりつつ、髪の毛に栄養をあげる「育毛系」がおすすめ。
[br num="1"]
アミノ酸系で、無添加、ノンシリコンの上、ダイズ種子エキスで脱毛予防と育毛をしてくれるマイナチュレシャンプー。
5.白髪の人
白髪が気になる人には有効成分がメラノサイト(黒い色素を創る部分)に働き変えるプロシナジー(資生堂プロフェッショナル)がおすすめ。
[br num="1"]
[br num="1"]
[br num="1"]
シャンプーのポイント
洗い方のポイントは、3つ。
1.十分にお湯で予洗いをする。
2.こすらずマッサージしながら洗う。
3.すすぎをしっかりする。
これを実践すれば、頭皮の脂がしっかり取れて痒みや頭皮トラブルが無くなり、ツヤ髪が育ちやすい頭皮になります。
マッサージをと聞くと、面倒に感じるかもしれませんが、いつものシャンプーのなかで、指の使い方を少しかえるだけで、血流を抑止、ツヤ髪生えやすい頭皮にすることができるのです。
[br num="1"]
シャンプー方法
1.リンパ管が集中している首や鎖骨にシャワーを当てて温めることで、頭皮の血液循環をよくする。
頭皮に血液がいきわたると美しいツヤ髪となる。
時間があるときはゆっくり湯船につかる。頭皮が柔らかくなり、シャンプー時に余計な力が必要なくなる。
[br num="1"]
2.シャワーヘッドを直接頭皮にあて、お湯でしっかり2〜3分の間、予洗いをする。
お湯だけでも8〜9割の汚れは落ちる。
[br num="1"]
3.シャンプーを手に取り、湯を足して泡立てる。必ず泡立てること。
[br num="1"]
4.数か所にわけて、塗布する。
シャンプーを地肌に直接つけるのはNG。
手のひら全体で空気を含ませるように泡立てて1か所ずつつける。
3倍のお湯で薄めたシャンプー剤を別の容器に入れて、よく振ればたっぷりした泡になります。
[br num="1"]
5.ボールを両手でもつようにして指の腹を地肌に当てる。側頭部→後頭部→ハチの上の順で。
[br num="1"]
6.ゆっくりと指先に力を入れ、頭皮全体を動かすように、2〜3分マッサージする。このとき絶対にこすらない。ゴシゴシこする洗い方はもう古い。
皮膚を寄せて毛穴から皮脂を絞り出すようなイメージ。
[br num="1"]
7.すすぎは地肌を洗い流すようにする。
ワックスなどのヘアケア剤が残っていたりして、泡立ちが悪いときは一度目より少なめのシャンプー剤で2度洗いをする。
シャンプー剤を足して洗うのは傷みの原因になるので、1度完全に流してから2度洗いを。
すすぎ方は、シャワーを頭頂部やハチを中心にあて、止めずに手ぐしでとかしながら上から下へとすすぐ。
上から下への流れを意識することで、毛先に向かってウロコ状になっているキューティクルの方向が揃いツヤが出やすい。
コメント